2012/09/13(木)

住んでいる地域のがん検診で「マンモグラフィ」の予約をした晩のこと。

プリント類に目を通し、ゆるキャラのイラスト入りのハンドブック(がん検診手帳)の「しこりのチェック」を説明図に従い行っているところで、『発見』してしまったのでした。

右手の指の腹で、しこりのグリグリした感触を見つけた瞬間…いわゆる不吉な予感…こういう時って、「知りたくない!」って思っていても、感じてしまうものだと(普段は能天気なのに)つくづく思う。

2012/09/18(火)

昨日は敬老の日(祝)だったので、仕事の帰りに受付(ブービー)でクリニックへ滑り込む。

昨年の6月から、更年期のホットフラッシュで漢方薬を定期的に出してもらっている近所のレディースクリニック。

先生は、「あー、そろそろ薬?」という表情で出迎えてくれましたが、状況を説明すると、即、触診、そしてエコー…。  これ、早く精密検査を受けた方が良いね、とすぐに紹介状を準備始める先生。  希望の病院を選べるそうなので、入院歴のあるT大学付属病院をお願いする。

2012/09/20(木)

大学病院外来受診、触診とエコー、でやはり、要精密検査と診断。明日、マンモと細胞組織を調べましょう。明日午後来てね、と予約票が出る。

2012/09/21(金)

仕事はパートの銀行員、昨日は事情を話して休暇取ったけれど、今日はもともと不出勤日。ということで、友人と映画(&ランチ)の約束があったのだが、そもそも私が誘った映画だし、なんとか出来るギリギリで…と病院の最寄駅の隣の駅の映画館で観ることに変更してもらう。(中学からの友人ゆえ融通がうんと効く~感謝)

 映画を観終わった30分後には、病院の受付を済ませ、マンモの機械に挟まれて(イテテテ…)思い切り現実の中にいた私。

2012/10/04(木)

夕方、大学病院へ。検査の結果が出ている日。

担当医の先生は、30代半ば、元気で明るく爽やか~ニコニコ顔が印象的な先生。もし、この先生が「告知」するとしたらどんな感じなのだろう・・・。

「こんにちはー。」マスク姿でやはり明るい雰囲気(でもマスクで良くは見えませんでしたけれど笑顔でなかった)

「かちゃまたさん、診断の結果が、いいものではなかったんですよね、だから手術して取り除きましょう、焦る必要は全くないけれど、出来たら入院の予約手続きは今日して帰ってね」

なんだか、一気にきました。

「いいもの、じゃない、ってことは、いわゆる「悪性」ってことで、「しこり」は「癌」ということですかね。」

「「焦ることない、けれど手術して早く取ってしまった方が良い」というレベルというのはどんなレベルなんですか?」

結局、ワンセンテンスずつ、訊き直し、最後に「先生、今のが『告知』ということですか?」

なんて、確認して、それでも、知識が乏しいゆえ、頭真っ白にもならず、淡々と手続き等いろいろこなして、通勤通学客で込み合う電車で帰宅。(遅くなったので、家族や実家にメールしておいたところ、そういった周囲の方が結構大騒ぎになっていました!!(゚ロ゚屮)屮)