2014/07/24

以前から存在は知っていたけど、なかなか機会があるようでいけずじまいだった「モーニングコンサート」というものに、友人と2人で行ってみました。o(*^▽^*)o
開演が11時〜というこのコンサート、料金が¥1000とリーズナブルで嬉しいです、ただし「自由席」。そのため開場時間に合わせて、友人と待ち合わせして電車にのりましたが・・・、
この時間は、まだ通勤客や今の時期は「試験」の学生らも多く、[E:train]電車は大混雑[E:sweat01]
(意外なところに困難はあったのでした)。[E:coldsweats01]
東京文化会館が改修工事中(6月〜11月末)ゆえ、いきなり東京藝術大学主宰のコンサートです。
演目は、
大学4年作曲科在学生の作品、

大学3年器楽科在学生のピアノによるチャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23

Img_0160 .。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.
管弦楽は:藝大フィルハーモニア
(東京藝術大学に所属するプロのオーケストラだそうです)
指揮者は、迫 昭嘉(さこ あきよし)氏
(東京藝術大学音楽部教授)
作曲担当の学生:秋山 友貴(あきやまともき)さん
ピアノ担当の学生:阪田 知樹(さかたともき)さん
偶然でしょうけれど、下の名前が共に「トモキくん」であります。ウチも「トモキ」って命名したらピアノとかもっと上手くなったかしら? 生まれ年が、ムスコ2と一緒だったり一つ違いだったりするため、プログラム見るなり、彼らは「現役合格の藝大生[E:shine]」と判ってしまうのです。凄いなあ[E:sign03]

会場は、藝大の敷地内にある「奏楽堂」です。道を挟んだ反対側の「藝大美術館」には何度か行ったことありましたが、藝大キャンパス内は初めて。音楽学部のキャンパス、全国の音大目指す受験生にとっての「憧れのキャンパス」なんでしょうね。キョロキョロしすぎて写真も撮り忘れ、結局、奏楽堂前の1枚(入場前の観客が炎天下立って待っているところ)のみです。 入り口からここに向かう道には、「さすが藝大!松の木までカッコイイ[E:sign03]」と言える、絵になる松の大木がありました。また、銅像(ベートーベンやショパン等有名人)はあちらこちらに点在。
P101028310:30am
自由席&この時間に来場出来る人たち(比較的時間に余裕がある人?)は大勢いて,会場前は暑苦しい風景。そこに、拡声器もなく係りの人が入場方法(チケット印字の番号順)を説明してましたが、なんとも手際が良くないなあ、これも「藝大」だからこの手のこと(客さばき)が苦手なんだろうか・・・などとどうでもいいことを思いながら待つ。
炎天下で待っただけに、会場内は天国の涼しさ[E:lovely]  思わず、座席から1枚シャッターを切る。
P1010284
11時、コンサート開始。
藝大フィルハーモニアのメンバーが登場。男女比が2:1くらいに見えるけれど、座席から真正面に見えるコントラバスは全員男性。チェロの7人も皆男性でした。そして、他の楽器も含め男性奏者たちは全員、スーツにネクタイ(ほとんどサラリーマン風)姿なのでした。なんだかちょっと面白い。

ちなみに、コントラバスは、先ず、楽器の色が全員違い、竹に近いような色から濃いウォールナットカラーまで。奏者のネクタイも、えんじ色、紺色、薄いグレーに濃いグレー、と4人4様で、ネクタイのストライプの幅も様々・・・。(外国の楽団のような自由な雰囲気、とでも言うのかな?)、一方で女性奏者は総じて「黒い服」でありましたが、カッコイイのから可愛らしいのまで、ロングスカートからパンツルックまで、これまた自由でこのゆるやかなバラバラ感が妙に良かったです。
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1曲目の作者(秋山友貴さん)登場。作品についてマイクで語ってからの演奏でした。
写真通りの人、想像通り背丈もあり、最近の子は皆そうですが(ピアノの阪田くんも・・・強いて言えばウチのムスコ2もヒョロリんですが)足が細めで長く黒いスーツのズボンが似合う(これは住環境と食べ物の影響??)。
これを、一緒に観に行った友人は、「この『外見』が良いというのも大きなアドバンテージよね(今後世界的に活躍する場合は尚更)」と言ってました。

作曲のタイトル: Vestige for Orchestra  (2013−14)
 
プログラムによりますと、vestigeとは(過去の)痕跡、面影、名残などの意味を持つ言葉であり、本作の着想の一端となった音楽に於ける記憶、実体を持たない痕跡といったものについての関心を示している。
とありました。炎天下歩いてきた頭には難解で訳判りません[E:sweat01]
作曲者本人の説明では、「冒頭の和音素材が、別の和音素材と相互に影響を及ぼし合いながら展開します。」ということだったので、素人のかちゃまたは、どんな和音が・・・!?と期待していましたが、なんだか和風の音で始まり、メロディがよくわからず、どちらかというと幻想的。私のイメージでは、「熊野古道」などを歩いている感じでしょうか。例のコンバスの4人が、弦で楽器の「お腹」にあたる部分を「のの字」にクルクルしていました。そんな音を使う演奏なのであります。(ふと気づくと友人は隣り席でスヤスヤ[E:sleepy])
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2局目、 ピアノ奏者(阪田 知樹さん)
音高、と言われる東京藝術大学附属音楽高等学校を経て現在、藝大生。
全日本音コン、ピティナコンペティション、ヴァン・クライバーン等様々なコンクールで受賞歴があって、写真よりもナイスガイでありました。(演奏中に、自分の手だけでなく、ピアノの白鍵黒鍵をさりげなく、くまなく拭いていたのも印象的)。
彼も、プログラムに解説文を載せていました。
[E:note]
「星の数ほどあるピアノ協奏曲の中で、世界で最も広く親しまれている協奏曲の一つが、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番作品23である。
  豊かなオーケストラの響き、印象的な旋律、ピアノの華やかな技巧が一体となり、ピアノ協奏曲の醍醐味が聴く者を捉えて離さない。」
そう、その通りです!!(o^-^o)
かちゃまたが中学時代、お小遣いを貯めて、生まれて初めて自分で買ったクラシックの
レコード(LP版)が、この曲と確かラフマニノフの2番(フィギュアスケートの真央ちゃんが使った曲)が入った「リヒテル」がピアノを弾いている、(当時の私は「胸を打たれ」聞き惚れた)というもの。
今、このブログを綴りながら、CD(ピアノ演奏リヒテル、指揮カラヤン)で同じ曲を聞いてみてますが、今日の演奏とは、スピードや低音や高音の響かせ方が違う気がする。
テンポが良い分、阪田くんの演奏は、明快で若々しかったです。
演奏後、ホールの階段を降りながら、近くを歩く学生連れから漏れ聞こえて来た話し声「サカタ先輩、すげーな〜、おんなじ学部生とは思えないよ〜なんかオレ、ショック・・・」。そうでした、今日の観客には、藝大生の後輩たちもいたわけです。そっか、「すげ〜」人なんだ。と小耳に挟んだので、帰宅後ネットで調べたら、確かに凄いです。今年度、江副財団の奨学生にも選ばれているサカタくんは、なんと4日前の7/20(江副財団)には、シューマンのピアノ四重奏曲を弾きまくっていました。そして、日本だけでなく、アメリカ(5月)、チェコ(6月)にも出向き、今年はまだまだスケジュールが一杯です。

彼の解説で、この曲の第三楽章が、ウクライナの民族舞曲「ベスニヤンカ」を基にしたロンド、であることが判りました。「民族的リズムを前面に押し出し、熱狂的な盛り上がりをみせるこの楽章は、雄大な協奏曲を閉めくくるのにふさわしい。」と。
ウクライナ・・・今、大変なことになっていますが、こんな素晴らしい民族舞曲を持つ人々が暮らしている国なのですね。なんとか早めに平和になりますように・・・(祈)
この曲、若きチャイコフスキーが初演をルービンシュタインから「陳腐で不細工」とダメだしされていたなんて、信じられない!。ということは、本日1曲目の作曲者、秋山くんも、今後の活躍を期待しています。
写真が少ないので、こちら、同じ東京芸術大学内のチケット取り扱い場所(藝大アートプラザ)の写真も掲載。建物に伝統が混在していて、いちいち素敵であります。
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奥に見えるガラス張りの建物がアートプラザ
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アートプラザ入り口から、門の方を振り返って撮った写真。

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