2014/12/27
全国的に帰省ラッシュや国内&海外旅行の始まる年末の午後、
四谷の紀尾井ホールで開催された「江副記念財団 コンサート」に行きました。
江副記念財団、とは現在の株式会社リクルートホールディングスが創業10年記念事業として利益の社会還元ということでスカラシップ事業を始めた企画が今に至るもの。
音楽以外に、スポーツやアート部門にも返還不要の奨学生がいます(例えばスポーツ部門には、フィギュアの羽生結弦くんやバドミントン女子で若手17歳の山口茜さん(世界ランク12位)が名を連ねています。すごいすごい!!)
音楽以外に、スポーツやアート部門にも返還不要の奨学生がいます(例えばスポーツ部門には、フィギュアの羽生結弦くんやバドミントン女子で若手17歳の山口茜さん(世界ランク12位)が名を連ねています。すごいすごい!!)
音楽部門(器楽)の奨学生によるコンサートは今年で20回目。節目のコンサートだからなのか、内容盛りだくさんで、さらにお土産付きでした(写真あり)。
13:30開演で終了予定が17:00という一般的なコンサートの1.5倍以上の長時間です。
プログラム
1: 山根 一仁(ヴァイオリン) シュニトケ作曲 ヴァイオリンソナタ第一番
2: 岡本侑也(チェロ)バッハ作曲 無伴奏チェロ組曲第六番/ロッシーニ作曲一粒の涙3: 弓 新(ヴァイオリン)シューベルト作曲 「しぼめる花」の主題による変奏曲
4: 阪田 知樹(ピアノ)ショパン12の練習曲Op.10より、1,2,3,4,6,12
5: 黒川 侑 (ヴァイオリン)イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第四番
6:北村朋幹(ピアノ) フランク 前奏曲、コラールとフーガ
7:城戸かれん(ヴァイオリン) シューマン ヴァイオリンソナタ第一番
8:高木 竜馬(ピアノ) シューマン アベッグ変奏曲Op1/ショパン ポロネーズ第六番「英雄」
9:宮田 大(チェロ) フォーレ ピアノ三重奏曲 二短調Op120
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こうして、プログラムの内容を並べるだけでも、内容が豊富だったことがわかります。
このコンサートは、一昨年、初めて聞きに来ましたが、そのときも出演していた奨学生(および卒業生)が今回4人もいましたので、何となく彼らの成長ぶりを見に行く母親気分でもありました。
o(*^▽^*)o
また、当ブログに時々コメントをくださるSさんも、このコンサートのチケットを購入していることが事前に判っていたため、会場でお目にかかることが出来ました[E:lovely]
o(*^▽^*)o
また、当ブログに時々コメントをくださるSさんも、このコンサートのチケットを購入していることが事前に判っていたため、会場でお目にかかることが出来ました[E:lovely]
文章は人柄を反映するものだなあ、と感じる、優しそうで趣味の良い綺麗なSさんが私の座席まで会いに来てくださり、開演前からさらにテンションが上がってました[E:up]
曲目変更のお知らせ
という、私の経験の中では珍しい事態が・・・
「北村朋幹の演奏曲目が、本人の希望により以下のとおり変更となりました。あらかじめご了承願います」
とあり、ドビュッシーの映像第2集、からフランクの前奏曲等へ変わっていました。
希望するだけのことはあって、得意なのか好きなのか、鍵盤など見ること無く弾く姿はプロっぽい。
が、今日誰よりも印象に残ったのは、トリを飾ったチェロの宮田大くん。彼のことは、2011年、テレビ番組で知りました。BS朝日:ドキュメンタリー「カルテットという名の青春」 長期間の取材によるドキュメンタリー番組でサブタイトルは「太郎、マドカ、麻理子、大と歩いた1371日」と付いていて、確かBS朝日はこの年この番組で賞を取りました。 このカルテットでさまざまな経験や想いを重ねながら(まさに青春)、彼は、海外の国際チェロコンクールで日本人初の優勝を遂げます。
2012年秋の江添財団コンクールでは、爽やかなチェロ演奏で拍手喝采。翌年1月のN響との新春コンサートでは、緊張感が漂う雰囲気で、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を弾ききっていました。
それが、今日の演奏は、本人の演奏に余裕があるだけでなく、三重奏曲の相手(ヴァイオリンとピアノの2人)それぞれに、頻繁にアイコンタクトを送るのです。
私の席は1階のBL 2列目の4番でしたが、1列目の人が欠席だったため、宮田くんが丸見えでしかも、アイコンタクトが非常によく分かるような状況下、こんなにも「アイコンタクト」受けたら、間違って、好きになっちゃう〜??と気をもみそうなくらいでした。
私の席は1階のBL 2列目の4番でしたが、1列目の人が欠席だったため、宮田くんが丸見えでしかも、アイコンタクトが非常によく分かるような状況下、こんなにも「アイコンタクト」受けたら、間違って、好きになっちゃう〜??と気をもみそうなくらいでした。
コンサート終了後、一緒に行った友人とホールの隣りにある「ニューオータニ」の日本庭園が見えるラウンジでお茶してから帰りましたが、そのときもお互いその点が気になった、ということで、「あれは、どうなんでしょう」と。友人によれば、「アイコンタクト受けてる「後輩(具体的には、ヴァイオリンの黒川くんとピアノの北村くん)」には、キツいことかもしれないし、実際のところ、宮田くんの執拗なアイコンタクトをいちいち受け止めてなどいなかったと思う」 でした。
今日のコンサートでは、宮田くんは「卒業生」としての立場で「トリ」」で出演。そういう状況があの「アイコンタクト」」になったのでしょうか??「カルテットという名の青春」では、まったく感じられなかった(宮田くんはカルテットのまとめ役(太郎くん)ではなかったわけですが)ので、この番組を最初に見て、私に勧めてくれた友人と二人、お茶しながら、変わったよねー、それともこっちが本来の姿??などとひとしきり盛り上がりました。
窓から見えたホテルの庭と、食べたケーキ(ブルーベリータルト)の写真。
プログラムは、なかなか洒落たデザインでした(帰宅後広げてみてわかった[E:sweat01])
お土産は、新しい年を目前に、干支(十二支)がデザインされたハガキでした。
帰宅して家族に見せたら、好評でした(玄関に飾ろうかな[E:heart01])
左から今年の(あと4日間)馬、来年の羊、翌年の猿
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コメント
コメント一覧 (2)
昨日はお会いできてうれしかったです。<br />
思いがけず、素敵なお心遣いまで頂戴し感動しました。<br />
ありがとうございました。</p>
<p>コンサート、とても濃い内容でしたね。<br />
現役奨学生の方はどなたの演奏も若さあふれていましたし、宮田さんは最初の音から、さすが!と思わせる大人の演奏だったように思いました。<br />
宮田さんのアイコンタクト、私の座席からもよく見えました。<br />
若いお二人には、ちょっとプレッシャーだったのかもしれませんね(笑)</p>
<p>来年もどこかでお会いできたらうれしいです。</p>
nyonyakato
がしました
私もお目にかかれて、ブログがご縁で出会えた喜びを噛みしめました[E:lovely]</p>
<p>sandさんのコメントと同感で、来年以降もお会い出来ますように・・・<br />
細く長ーく、お付き合いください(笑顔)</p>
<p>同じコンサートをそれぞれ選んでチケット取っていたり、<br />
興味の接点が結構ありそうで嬉しいです。<br />
これからも、よろしくです[E:heart04]<br />
</p>
nyonyakato
がしました