2015/03/21

今月の観劇(演劇サークル:都民劇場)は、希望の演目が外れて、私の観劇ラインナップでは、かなり異色の「バレエ」になりました。
熊川哲也氏が率いる、Kーバレエカンパニー、も、Bunkamuraオーチャードホールも初めてです。
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主なキャスト:
☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*
シンデレラ ・・・ 神戸里奈
王子          ・・・井澤 諒
仙女          ・・・浅川紫織
シンデレラの義姉・・・岩瀬もも、湊まり恵
継母          ・・・ルーク・ヘイドン  
ひと月程前の新聞に、この公演(Kカンパニー)のシンデレラ役で初共演する、ということで「加瀬 栞」(イングリッシュ・ナショナル・バレエ・ファースト・ソリスト)さん、の記事を見かけ、加瀬さんを見られるのかと思いきや、シンデレラ役は何と4人もいて(王子役は3人)、残念ながら、私が見る日の前日と翌日でした[E:sweat01]
そうは言っても、この演目のキャストの誰1人として存じ上げないバレエ音痴の私には、どなたでも良かったのでありました。
バレリーナ、バレエダンサーたち全般に言えることですが、皆さん、揃って、
「線が細い、のに、芯が強そう(メンタル強い)」です。プロのバレエって目が覚めるような踊り(動き)の連続です。
第一幕では、シンデレラが辛い日常を経たのち、妖精の力で変身し、馬車でお城に向かうまでが描かれます。継母と義姉2人は、いわゆる「狂言回し」役。特に継母は体格の良い男性が演じていることもあり、顔など全く似ていないのに、なぜだか、美容家のIKKOを思い出すのでありました。この45分は結構長く感じられ、同じような踊りの繰り返しには、ちょっと眠くなり、ウトウトしちゃいました。
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第二幕、第三幕は、休憩ナシで、幕が下りる、1分もしないうちに幕が上がる、という展開。第二幕は、休憩を25分挟んだだけのことはあり、一幕目とは全く違う「宮殿大広間」という設定でゴージャス&登場人物の衣装もグレードアップ[E:up]
王子様、の登場に、すっかり目が覚めました[E:shine][E:lovely]
王子以外でも、ボーイズ&メンズのダンサーたちが数多く舞台上にいましたが、彼らのスタイルの良さ、に圧倒されました。日本人男子って、こんなにスタイル良いのね〜(まあ、似たような例で言えば、フィギュアスケートでの羽生結弦君が象徴しているかもしれないですが・・・)。
音楽は、もちろんオケピにいるフルオーケストラ(シアターオーケストラトーキョー)の生演奏です。思えば、バレエ観劇ってなかなか贅沢な気分を味わえる類いのものです。
熊川哲也氏が、ここの劇場の芸術監督を務め、さらに、Kバレエスクール(学校)も各地に展開しているだけのことはあります。シンデレラ、というストーリー的には、幼稚園児でも判るお話を、見応えある「バレエ作品」に仕上げられていました。
この日は、生中継のカメラが入っていたらしく、カーテンコールなどは、クラシック音楽のコンサート(名演奏)並に何度も何度も主役とその関連で出る人々の姿が隠れたり現れたり、と忙しそうでした(幸せそうでもありました)。
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Bunkamura、オーチャードホールに隣接(館内で繋がっている)東急デパート本店の壁(商品展示のガラス張りのスペース)に、バレエ・シンデレラのシャドウボックス風の飾りがありました。写真だと、なんだかイマイチですが・・・。

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