2015/07/29
仕事の帰り道、映画を見た。
インド映画発の「サスペンススリラー」映画
「女神は二度微笑む」(原題:KAHAANI←お話・神話・作り話などという意味らしい)
映画を見た人たちの感想欄に「類まれなるサスペンス映画の傑作」などとあると、サスペンス好きとしては、是非見てみたくなる。
登場人物は全員インドの人だけど、この映画は今までのインド映画のように、唐突に歌ったり、踊ったりが一切無い。その上、ラブシーンもド派手なアクションも皆無。
こういう映画は、内容を述べるとネタバレにつながるので、抽象的に述べるにとどめておくことに…。
ばら撒かれた伏線がラストに見事にグッと束ねられて、驚くべき事実をもってのどんでん返し。主人公が妊婦(それこそ臨月近い、よくぞまあロンドンからコルカタまで飛んでこれたよね、って言いたくなる姿)である理由も最後の最後に判り、泣ける[E:sweat01] 。
ハリウッドが、この映画をリメイクで制作する話が出ているとのこと。
確かに、ハラハラしながら引き込まれっぱなしでした。
そんなにもサスペンス映画としての評価が高いとは・・・と少し調べてみたら、
今までの名だたるサスペンス映画のエッセンス(のようなもの)が詰まっているらしいことがわかった。そして、「サスペンス好き」なんて言っている当の私が、これらの映画をほとんど見ていない(見たことあるタイトルでもストーリーを忘れている)ことを改めて自覚して、これからももっともっと映画を見なきゃ[E:sign01][E:sweat01]と生きてく楽しみを見出した気分になったのでした。
1. ファーゴ
カー・ディーラーのランディガードは借金返済のために自分の妻ジーンを誘拐し、会社のオーナーでもある義父から身代金をいただこうと考えた。誘拐を実行するのは、妙な二人組、カールとグリムスラッド。だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレイナードまで逃げたところで、停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。ブレイナードの女性警察署長マージは事件を追ってミネアポリスに赴くが、その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。(Yahoo映画より)
この女性警察署長マージが妊婦だそうで、「妊婦が捜査」が似ている
2. ミッシング
南米チリに滞在していたアメリカ人チャールズが行方不明になった。父親のエドワードは、早速現地に飛び、チャールズの妻と共に調査を開始する。そして、チャールズの失踪には、クーデターが深く関わっていることが判明していく……。南米の軍事クーデターを題材に、コスタ=ガヴラスがハリウッド・スターを起用して描いた社会派ドラマ。(Yahoo映画より)
夫の失踪を探しに異境を訪問する妻(と舅)のサスペンス→失踪夫探しが同じ
3.シャレード ・ アラベスク
2本とも、サスペンス劇中、証拠を求めて訪れた土地、街が文化や名所の紹介となり観光も兼ねた映画になっている
シャレード
スキー場からパリの自宅へ戻ってきたレジーナ(ヘプバーン)を待っていたのは、離婚予定だった夫の死。葬儀の会場には見知らぬ三人の男が現れ、大使館では情報局長(マッソー)から、戦時中に夫が軍資金25万ドルを横領していた事を聞かされる。五里霧中のレジーナはスキー場で知り合ったピーター(グラント)に助けを求めるが、彼もまた三人組の仲間だった……。数々のミュージカルを手掛けてきたS・ドーネンが、その洒落たセンスを活かして作り上げたミステリー・コメディの傑作。H・マンシーニのメロディが怪しくも美しい。(Yahoo映画より)
アラベスク
言語学者ポロック(グレゴリー・ペック)が、古代アラビアの象形文字の解読を依頼される。やがてそれは、アラブの重要人物の暗殺事件へとポロックを巻き込んでいく。G・ペックを翻弄する謎の美女にソフィア・ローレンが扮したサスペンス・ミステリー。(Yahoo映画より)
その他、「荒鷲の要塞」「第三の男」「コンドル」「雨の訪問者」などなど
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