2017/01/17

新年会ランチを東京丸の内 イル ギオットーネ でいただいてから、場所を新宿に移し、映画「本能寺ホテル」を見ました。(テキパキ移動し、映画見てサッと解散、という充実した会[E:happy01])

イルギオットーネ(丸の内店)は、本店が京都だそうで、本店に行ったことのあるママ友の提案で、ランチをしました。
もしイタリアに京都という都市があったら、こんな料理があったかも、というコンセプトを元に「京都イタリアン」と呼ばれているお店だそうです。
(この類のランチ経験がほとんどない我が家のオットに言わせれば「なにそれ[E:sign02](意味不明)」という反応でしたが…)

睦月のランチは、
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焦げちゃった!わかさぎ
(実際は焦がしたのではなく、食用炭パウダーをつけて焼いたもの。枯葉っぽいのは、ほうじ茶の葉だそうです。料理名に「!」とか「焦げちゃった」などという文字は、かなり冒険的(創作料理にありそうな名称)
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サーモンのタルタル・いくら蕪蒸し・黄柚子
器がガラス製で、なんともすごい。容器の中の曇りは、桜スモークだそうで、蓋を取った瞬間の、燻製の香りが、すごかった。(アウトドア料理の香り)
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鰤・大根・採れたてのお野菜
配膳後にドレッシング状のものをかけに来てくれますが、なんとこれは、味付き大根おろしを凍らせて、粉雪のようにしたもの。(いちいち趣向が面白いです)。
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甘エビ・水菜・スパゲッティ
甘エビが柔らかく美味しかったのと、盛り付け方が大皿にチョコン、スパイスは、七味唐辛子風(詳細忘れ)
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豚ロースの炭火焼き・白インゲン豆のピュレといろいろキャベツ
こちらも、盛り付け方が特徴的。こんな風ですが、ものすごくお腹いっぱいに。
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デザート&食後の飲み物  (ティラミス)[E:cafe] 飲み物は、ハーブティーを選択。
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パンは、木箱に入って箱の底には保温の炭が入っていてパン温か〜
食前酒として、スパークリングワイン(ノンアルコール)

ここのお店は、人気があるらしく、11時〜の予約で入り、2時間のランチタイム(時間厳守)でした。お茶をするには、お腹がいっぱい過ぎるので、映画付きの3人で、これから見られる映画を探し、席を立って、いざ新宿へ〜[E:train]

本能寺ホテル
監督:鈴木雅之
脚本:相沢友子
音楽:佐藤直紀

出演:綾瀬はるか・堤真一・濱田岳・平山浩行・田口浩正・高嶋政宏・近藤正臣
・風間杜夫・八嶋智人・平岩紙・加藤諒 他
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解説とあらすじ (シネマトゥデイ より)

『プリンセス トヨトミ』の綾瀬はるかと堤真一、鈴木雅之監督と脚本の相沢友子が再び集結し、元OLと織田信長との「本能寺の変」前日の奇妙な遭遇を描く歴史ミステリー。婚約者の両親に会うために京都を訪れたヒロインが“本能寺ホテル”という宿に泊まり、本能寺の変の前日に、暗殺の標的となっている信長に出会い、信長や森蘭丸と交流するさまが描かれる。元OL役の綾瀬と信長役の堤のほか、濱田岳、平山浩行、風間杜夫などが出演。現代と戦国時代の京都を行き来するヒロインが、歴史的な事件にどう絡んでいくのかに注目。

あらすじ

倉本繭子(綾瀬はるか)は、会社の倒産を機に恋人の吉岡恭一(平山浩行)にプロポーズされ、恭一の両親の住む京都へ向かう。京都に着いた繭子は、路地裏にある“本能寺ホテル”に導かれ、気が付けば1582年の本能寺にいた。繭子は現代と1582年を行き来しながら、織田信長(堤真一)や森蘭丸(濱田岳)と交流を果たす。その日は信長が暗殺された本能寺の変の前日だった。

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食事中に、時間的に間に合って、見てみたい映画を探っていたら、皆で「堤真一」がお気に入りだということに意気投合し、若者の今時ラブストーリーを抑えて、この映画に決まりました。(私も以前予告編で、面白そうだなあ、と感じていたので、映画館へ向かう足取り軽く、上映開始12分前に到着)。

私はプリンセストヨトミ、は見ていないのですが、万城目学の原作も読んで、映画も見たママ友に言わせると、この主役陣(堤真一&綾瀬はるか)そして監督&脚本、の組み合わせは、悪くない(むしろ良い)はずで、でも先日の日経新聞夕刊の映画批評欄の☆印は2個だったよ〜、とのこと。

ストーリーはかなり荒唐無稽ですが、そもそもタイムワープものは、それだけでフィクション(ファンタジー?)なのですから、歴史物、と思って観たら面白くないのだと思います。役者陣が粒揃い、主役の堤真一の信長=孤高の天才役は、相当カッコイイ(綾瀬はるかが演じる繭子が惚れてしまうのも良く判る)、彼女がホテルのエレベーターからタイムワープして一番初めに出会う、森蘭丸役の濱田岳くんも良い味出してます(結構好きかも
[E:lovely])。繭子の婚約者の父を演じた近藤正臣さんも、ホテルの支配人の風間杜夫さんも、適役[E:heart04]  やや違和感があったのは、明智光秀役の高嶋政宏さん。彼の明智光秀は、野太い声を張り上げて本能寺の変で切込隊長になっていますが、なんか違うと思う。それと意味不明のまま終わってしまったのが、エレベーターに乗り込んでくる。出張マッサージ師役の八嶋智人さん(怪演)。


舞台は京都。京都の街の「現代」と「過去(戦国時代)=VFX」とても綺麗な映像でそこからして引き込まれました。街中で加藤諒くんが配る「観光チラシ」が、キーアイテムになるだろうことは予想がつき、どんな形で生かされていくのかが見ものでした。このチラシは、繭子により本能寺に持ち込まれ、信長が拾います。異国の物や新しいモノ好きの信長は、この時代には「あまりにも異様なチラシ」を大切に懐へしまいます。

繭子を街中にお忍びで連れ出し(着物を買い与え洋服を着替えさせるという名目)、京の街を歩きながら繭子に語る「天下統一」の夢。その後、二人は子供らが興じている遊び「ぶりぶりぎっちょ」に出会います。(この辺りは、信長と繭子のほのかな恋心感じる)実は「ぶりぶりぎっちょ」が得意だった(という設定の)信長、家臣たちと「ぶりぶりぎっちょ」遊びをして、よき親方様を演じ、結果、これは私の想像ですが、「明るい天下泰平の未来」のために、繭子の告白(明智光秀の謀反)を信じながらも、自決の道を選ぶ=歴史は不変、ということだったのかな。

信長にしては、かなり博愛主義者で、ヘンですが、堤真一さんが演じるなら、それでもいいとも〜[E:good]、な私は、昨秋の舞台「るつぼ」堤真一さん演じる農夫プロクター(最後に命を犠牲にする)を思い出して、妙にジーン[E:weep] と来てしまいました。

エレベーター内で「信長印の金平糖」を食べるとワープする設定とか、ぶりぶりぎっちょが面白かったけれど、繭子は婚約破棄して教師に??それって「結婚して教師も」、とは行かないものだったのでしょうかね?。近藤正臣さん演じる舅は、本当に良い義理の父になってくれると思うし、まして、姑は昨年他界、という絶好の設定、と思ったんですけどねえ…。
今の私だったら、どっちも〜って、欲張りたいけどなあ。

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