2017/03/16
昨秋、友人に誘われて行った朗読会、とても良かったので(しかも年に2回の開催ペースなら程よく楽しめるので)今回もご一緒させてもらいました。
今回は、開催場所がこじんまりした「サロンホール」に変わり、ピアニストさんの演奏付きと聞いていましたが、前回とは違った趣向の朗読会でした。
昨秋の朗読会は、日本文学の世界(江戸物等)だったのに対し、今回は、アメリカに20年以上在住する作家で詩人の小手鞠るいさんの作品(しかも昨年秋発売された本)を脚本家が朗読用に仕上げたもの➕プロのピアノ演奏 でした。
タイトル:「きみの声を聞かせて」
解説:(チラシより) 声が出なくなった少女とアメリカに住むピアノを弾く少年が音を共有できるソーシャルメディアを介して、少年が作った音楽は少女に、少女の書いた詩は少年に。 二人の交流が続くうち、少女は少年の本当の姿を知ることに…
出演 深野弘子 薗田潤子 小川もこ ピアノ演奏(ゲスト出演) 秋田慎治
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14時からの昼の部を観覧したので、その前に3人でランチ(誘ってくれた友人が予約) 会場にほど近い、東京ガーデンテラス紀尾井町の3階にあるイタリアン「インカンティーナ(incantina)」で、軽めで美味しいランチをいただく。
一皿め=エミリア・ロマーニャ風クロスティーニ
サラミと揚げパン ニョッコ フリット
ナスのパルマ風 メランザーネ アッラ パルミジャーナ
二皿目=美食家「ステッケッテイーのミネストラ
三皿め=平麺タリアテッレ ボローニャソーセージ モルタデッラソース
デザート=木の実とレーズンのタルト コーヒーまたは紅茶
お店の名前は、イタリア語で,in+cantina
「酒場の中で」「酒蔵の中で」という意味だそうです。
昨年5月にオープンした東京ガーデンテラス、本日初めて訪れましたが、
なかなか落ち着いた雰囲気で素敵。ガーデンテラスが建つ前にあったのは
赤坂プリンスホテル。ここで、かちゃまたは30年ほど前に挙式をしたのでありました。
取り壊されるニュースを聞いたときは、あらら…と思ったものですが、こんなビルになったのね〜としみじみしてしまいました。(坂に建つ建物の特徴で、地下鉄から出てくると 階数がわかりにくいのは相変わらずでした)。
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そして今日は、レストラン集合だったので、最寄駅(永田町)へ行く前に表参道で途中下車して、
表参道ヒルズにも行きました(エルメスの手しごと展;アトリエからのホームワーク、開催中)
先週、友人が行ってるのですが、入場無料ということもあり、週末土日は大混雑だった、ということで、では、木曜日なら…と勇んで出掛けてみましたが…甘かった[E:sweat01]
結局、実演している職人さん(数カ所同時開催)のテーブルを見物人が三重ぐらいに囲み、職人さんの顔と脇に立つ通訳さんしか見えません。手元が見たいのに〜。
というわけで、大型スクリーンをしばらく眺めて会場を後にしました。
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当初の目的「朗読会」は、サロンのピアノが、スタインウェイのフルコンサートグランドピアノD-274でした。前の席だったので、ピアノと演奏者をガン見。
ペダリングがものすごく上手でした。(足元ばっかり見てしまったかも)
ストーリーは、途中から「あ、これはハッピーエンドだなあ」とわかってしまったので、ピアノのことばかり考えてしまうことになり、汗だく&涙を流しながらの大熱演だった小川もこさんに申し訳ない気持ちから、受付で販売されていた原作本を購入し(私の読後、後で友人に回し読みしてもらおうかと…)帰宅。自宅で改めて原作を読んで再び感じたのは、当然ながら、音の無い「原作」からあれだけの楽曲を生み出せるピアニストの秋田氏もなかなか凄いなあ、と、ピアノのことが最後まで気になった朗読会でした。
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