2017/03/25

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インスタグラムでフォローしあっている「猫の飼い主さん」仲間のお勧め本。
著者が有川浩なら間違いない、と思い文庫本を購入。出かける際は持ち歩き、最後は自宅で、読み終える。(隣室で調律師さんが仕事中、五郎丸はキャットタワーの上で昼寝、私は涙を拭きふき読み終える、という展開)

文庫本のカバー紙、後ろ側にある「本の解説」

野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。
それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。
「僕の猫をもらってくれませんか?」一人と一匹は銀色のワゴンで『最後の旅』
に出る。 懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。 永遠の絆を描くロードノベル。

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ロードノベル、というジャンルの本、
ちゃんと定義があるのですね。意識して読んだの初めてです。

ロードノベル(road novel)=主人公が旅をしていく、その先々で起きる
出来事を描く小説。

意識せずに読んだ過去のロードノベルの最たるものは「母を訪ねて三千里」かな?。
タイトルに「リポート」」という言葉を使用しているだけのことはあり、ストーリーは、猫(ナナ)の視点、サトル(ナナの飼い主)の視点、その時々の友人や保護者の視点で描かれている。有川浩さんの小説の特徴?として、おおよそ先の展開や結果(ハッピーエンドとか)が読めるようなストーリー展開なのは予想がつけやすく、その点安心して(ハラハラを楽しんで)読み終えることが出来るケースが多い。が本作は、有川浩さん、展開の後半〜終盤に向けて「これって、泣かせに来てる」とわかっちゃう書き方でした。「え[E:sweat01] 、やっぱり」などとこちらもわかっちゃいるけれど、泣けます[E:sweat02]。両目から涙が溢れ出て、鼻水でグジュグジュになり、とやられっぱなしでした(外出中でなく自宅で読んでてよかった〜[E:smile] )

読みかけで知った情報ですが、この話、映画化されるそうです。
主演は福士蒼汰くん、わお、ぴったりかも。
「旅猫リポート」映画公式サイトありました。

それにしても、有川浩さんの作品って、映画化、テレビドラマ化率高いな〜。
今回の話は、賢い猫が出て来ます。どんな「タレント猫」ちゃんが演技するのか、今から楽しみ[E:sign03] (スタジオで長時間の撮影に耐えるだけでも、「猫」を脱していると思うのに、まして「演技」するなんて、凄過ぎる!!!と自分で猫を飼ってつくづく思うこの頃)

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