2017/10/16
フリーアナウンサーの深野弘子さんを友人に持つママ友に誘われて定期的に「朗読会」を聴きに行って、今回、3回目。昨年の秋と同じ会場(内幸町ホール)でした。
プログラム:
深野弘子さんの朗読
・「最後の伝言」 原田マハ 作
園田潤子さんの朗読
・「朝焼け」 藤沢周平 作
小川もこさんの朗読
・「装腰奇譚」 佐江衆一 作
原田マハさんの作品は、今まで私が読んだ本(といっても2冊だけですが[E:sweat01])
とはイメージが違うような登場人物とストーリー。越路吹雪の歌声が実際に流れるところは(原作にも書かれていることでしょうけれど)、朗読ならではの効果的演出でした。
藤沢周平氏の作品は、苦悩する主人公に気がつくと感情移入させられている、というパターンが多いのですが、今回も同様。「朝焼け」が最後に出てきますが、物悲しい朝焼けです。(予想外)
小川もこさんは、美術館の音声ガイド等にも活躍の場を広げているラジオパーソナリティさんですが、声色を変えて、腹筋を使って太く大きな男性声も出せるようなテクニックの持ち主。今回取り上げた作品は、作家の佐江衆一氏が、今日の朗読会のために原作をアレンジしてくださったそうで、アフタートークの際、客席にいた佐江氏が紹介されていました。(若々しい80代の作家さん)
登場人物の声色を変える、話しぶりに緩急をつける、声量を変える。3人とも作品を読み込んで「自分の朗読作品」に仕上げていて本当に立派だなあ。
年齢を考えると、ストーリー全てを暗唱していることの凄さ、に圧倒されました。
午後2時〜の朗読会だったので、3人でランチしました。
銀座7丁目のレストランですが、ここがまた「コスパ」の大変良い美味しいお店でした。
本日のヒットは、写真では伝わらないであろうとは思われますが「本日のスープ(かぼちゃのポタージュ)」
これが。非常に美味しいものでした。
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