2022/09/28

  年に一度の乳がん検診(検査)に新宿の大学病院へ行く日でした。
 予約が午後だったので、午前中は久しぶりの映画館(鬼滅の刃以来)
テアトル新宿で「さかなのこ」を観ました。今月TBSラジオを聞いていたら、パンサー向井君のフラットという番組で「さかなのこ」を強くお薦めしてた上に、ゲストに監督をスタジオに招き、トークまでしていました。沖田修一監督の作品は、2009年「南極料理人」(主演:堺雅人)、2016年「モリのいる場所」(主演:山崎努・樹木希林) の2作品を見たことあってどちらも忘れられない良い作品だったこともあり、見に行きたいと思っていたのに加えて、ブログ友さんもこの映画を見て「良かった」と評価されてたので、今日を密かに楽しみに待っていました(^^)
1E021888-8180-4782-992D-9F8B552C7CB3
監督:沖田修一/ 原作:さかなクン「さかなクンの一魚一会〜まいにち夢中な人生!」/脚本:沖田修一、前田司郎
主な出演: ミー坊:のん、ヒヨ:柳楽優弥、モモコ:夏帆、総長:磯村勇斗、籾山:岡山天音、鈴木先生:鈴木拓、ギョギョおじさん:さかなクン、ジロウ(父):三宅弘城、ミチコ(母):井川遥

内容は、さかなクンではなくミー坊の物語になっていますが、冒頭のテロップ「男か女かは、どっちでもいい」とあって、これは性別にとらわれず「人間」の生き方として観て欲しいのだと感じました。人間にとって「生きる幸せとは何か」というある意味普遍的な問いかけです。
「さかなのこ」を育てた家族の物語として見た場合、井川遥さん演じる母親のミチコがなんと言っても凄いなあ、偉いなあ、と思うのです。映画の終盤で籾山(岡山天音)のお寿司屋さんの大繁盛に貢献したミー坊が、無邪気に「家族皆をこの店に招待する」という発言に、「実はね、お母さん魚が苦手なの」「お父さんもお兄ちゃんも好きじゃなかったの」と告白するシーンには、ちょっとクラクラしました。
家族構成の細かな設定は映像からは不明になってて、本当は色々あったのかも…などと余計なことを考えてしまいました。
 ミー坊が7歳?の頃、父親が浜辺でタコを叩きつけるシーンが物凄かったのですが、シネマ情報によれば、7歳の子供が大きなタコを両手で抱え持つことが不可だったので思い切り巨大化させて身体に巻きつけ本人を歩かせたそうで、実物の特殊造形を3体作成したそうです。1叩きつけ用、2引き剥がし用、3内臓を取り出す用。これにVFXを合わせての撮影だったようで、キャスト1人分かそれ以上の予算を使ったそうです。そのタコの🐙ぬいぐるみがなんと映画館のロビーにありました。1D419338-1C1A-4BF1-9032-D65211A06464

 テアトル新宿は、この映画の上映に力を入れているようで、館内には、柳楽君やのんが撮影で着用した衣装や、似顔絵、記念グッズ販売の壁には魚の装飾等々、熱心でした。4BC3F164-6670-4B57-9E13-9631DB2A1B9B

 59CDBC3B-7D49-4EBB-9503-EE98AE8C9DFF

F96A44E4-8A53-41A0-B20B-BAF09A73184B

さかなクン(ミー坊)が、こんなにも魚が好きな理由のひとつは、「魚にはいろいろな種類があってひとつひとつ顔が違う」からだそうです。なるほど、この「多様性 」を高評価するところは、今の時代に通じるよね。小学生のランドセルが、赤と黒だけだった時代はもう昔で、今は色とりどり…

朝ドラ「あまちゃん」でジェジェジェと言っていた「のん(当時は能年玲奈)」が、映画のラストの方でギョギョ、を連発しているのが面白く、さかなクンと通ずるところが大いにあって、このキャスティングは大正解なんだとしみじみ思うのでした。
89F97E1E-D3CC-4212-8BC8-59610F1A9C49