2022/10/22
8月生まれの誕生日クーポンを松竹からもらっていました。使用期限が迫っていたので、上映中のラインナップから選んだ映画。
監督: 水田伸生、 脚本 :倉持裕、原作:ウベルト・パゾリーニ「おみおくりの作法」音楽:平野義久
主な出演: 阿部サダヲ、満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸、宮沢りえ、國村隼
あらすじ: とある市役所で、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く牧本壮。空気が読めず人の話を聞かない彼は、故人を思うがあまり周囲を振り回すこともしばしばだった。そんなある日おみおくり係の廃止が決定する。孤独に亡くなった老人(蕪木孝一)の葬儀が最後の仕事となった牧本は、故人の身寄り探しを始め友人知人を訪ね歩き、娘の津森塔子のもとにたどり着いた。
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阿部サダヲ主演、その他の役者さん達も割と好きな人たちばかりで、「おくりびと」と同じ山形でのロケという共通点にそそられて見に行きました。「ドラマでコメディ」というジャンルに分類されるという映画情報でしたが、うーん,結構重いです。17(月)に鑑賞したのに今日までブログが書けませんでした。
孤独死の現実、警察署の多忙な毎日(松下洸平くんが好演)、地方の街の小さな食堂や工場の大変さなどが画面から伝わってきて、阿部サダヲ演じる牧本の純粋さが結果的に社会を変えていくプロセスを見守りながらも、息苦しさを覚えたり、違和感を感じたりしながら見ていると、なんと最後は悲しい結末になってまさかのラストでした。
世の中には牧本壮みたいなタイプの人間は結構いると思います。
集中して物事に打ち込める、という長所と、全体を俯瞰出来ない欠点を併せ持っているけれど、専門職や芸術家にはこの能力は必須アイテムだろうし、ある意味、大当たり🎯すれば偉人です!。運がいいとか悪いとか、時代が見方したとか追い風が吹いた等々、巡り合わせや波長の合う人と繋がって仕事ができることはその人にとっての「幸福」だとしみじみ思うのでした。
蛇足ですが、上映前の予告編にも阿部サダヲさんが出てました。主演です。来年2月公開予定の「シャイロックの子供たち」(原作:池井戸潤) メガバンクの支店での話らしい。池井戸潤さんは、息子のママ友夫婦がその昔勤務していた銀行の同期だそうで、しかも私の弟が住んでいる街の支店に勤務していたという,なんだか(かなり遠いけど)ちょっぴり「ご縁」があるような作家さんです。この映画の阿部サダヲさんが、楽しみだな〜、なんて思いながら映画館を後にしました。
8月生まれの誕生日クーポンを松竹からもらっていました。使用期限が迫っていたので、上映中のラインナップから選んだ映画。
監督: 水田伸生、 脚本 :倉持裕、原作:ウベルト・パゾリーニ「おみおくりの作法」音楽:平野義久
主な出演: 阿部サダヲ、満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸、宮沢りえ、國村隼
あらすじ: とある市役所で、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く牧本壮。空気が読めず人の話を聞かない彼は、故人を思うがあまり周囲を振り回すこともしばしばだった。そんなある日おみおくり係の廃止が決定する。孤独に亡くなった老人(蕪木孝一)の葬儀が最後の仕事となった牧本は、故人の身寄り探しを始め友人知人を訪ね歩き、娘の津森塔子のもとにたどり着いた。
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阿部サダヲ主演、その他の役者さん達も割と好きな人たちばかりで、「おくりびと」と同じ山形でのロケという共通点にそそられて見に行きました。「ドラマでコメディ」というジャンルに分類されるという映画情報でしたが、うーん,結構重いです。17(月)に鑑賞したのに今日までブログが書けませんでした。
孤独死の現実、警察署の多忙な毎日(松下洸平くんが好演)、地方の街の小さな食堂や工場の大変さなどが画面から伝わってきて、阿部サダヲ演じる牧本の純粋さが結果的に社会を変えていくプロセスを見守りながらも、息苦しさを覚えたり、違和感を感じたりしながら見ていると、なんと最後は悲しい結末になってまさかのラストでした。
世の中には牧本壮みたいなタイプの人間は結構いると思います。
集中して物事に打ち込める、という長所と、全体を俯瞰出来ない欠点を併せ持っているけれど、専門職や芸術家にはこの能力は必須アイテムだろうし、ある意味、大当たり🎯すれば偉人です!。運がいいとか悪いとか、時代が見方したとか追い風が吹いた等々、巡り合わせや波長の合う人と繋がって仕事ができることはその人にとっての「幸福」だとしみじみ思うのでした。
蛇足ですが、上映前の予告編にも阿部サダヲさんが出てました。主演です。来年2月公開予定の「シャイロックの子供たち」(原作:池井戸潤) メガバンクの支店での話らしい。池井戸潤さんは、息子のママ友夫婦がその昔勤務していた銀行の同期だそうで、しかも私の弟が住んでいる街の支店に勤務していたという,なんだか(かなり遠いけど)ちょっぴり「ご縁」があるような作家さんです。この映画の阿部サダヲさんが、楽しみだな〜、なんて思いながら映画館を後にしました。
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