2023/2/24

 今朝、ニュースで知ったことですが、第73回ベルリン国際映画祭に「すずめの戸締り」が出品されている関係で新海誠監督が現地入りして、映画出品についてコメントしているそうです。
今月に入って、遅番勤務の前に観ていた映画でした。
ブログに記しておきます。 
タイトル: すずめの戸締り
上映時間:121分え
原作&監督&脚本 新海誠
あらすじ(シネマトゥディより)
九州の静かな町で生活している17歳の岩戸鈴芽は、『扉』🚪を探しているという青年、宗像草太に出会う。草太の後を追って山中の廃墟に辿り着いた鈴芽は、そこにあった古い扉に手を伸ばす。やがて日本各地で扉が開き始めるが、それらの扉は向こう側から災いをもたらすものだという。鈴芽は、災いの元となる扉を閉めるために旅立つ。

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感想

アニメといっても新海誠監督の映画の映像は、やはり描写や動きも含めて他の映画よりも美しいと(毎回)感じるのは今回も同じでした。
 ただ、宮崎駿アニメの影響が大きいなぁ、と感じる箇所が結構多く
ミミズ🪱は、もののけ姫のダンダラボッチに似ている
走ってばかりいる主人公が、トトロに出てくるさつきちゃん風
映画の中で使用されるユーミンの「ルージュの伝言」では、魔女の宅急便を思い出す…
喋る猫は、黒猫🐈‍⬛のジジを思い出す…

というような感じで、なんだかなぁ、と少し不思議なストーリー展開と共に、心の奥底から映画に親しめないままエンディングに行ってしまったかな、という感想。
原作&監督の新海誠氏は東日本大震災の被災者の方から、お気持ちとか考え方とか取材なさったのでしょうか?
以前、金熊賞を取った「千と千尋の神隠し」は「自分探しの冒険ファンタジー」ということだったけれど、今回の作品は、天災を取り扱っているだけに、2/6に発生した、トルコ南部とシリアで5万人ぐらいの死者が出ている地震のことを思うと、やや複雑な気持ちです。