ブログをサボり、記録用の写真が蓄積していく中、私は…来週やろう!とまるで宿題を溜め込む小中学生の気分で8月を過ごしました。
結局、真夏日の連続記録が60日でストップした今日、やっと腰が上がりかけ…。
遡ること7/11にロードショーでカンヌ映画祭で脚本賞を受賞し話題となっている「怪物」を見に行きました。(わ、やだ、もうちょっとで2ヶ月経過してしまう💦)
感想がまとまらないうちに、テレビ観戦でウィンブルドンテニスを応援し、
真夜中の男子決勝で7度優勝経験のジョコビッチが、二十歳のスペイン代表アルカラスに破れるという結果に興奮のあまりテニス好き友人にLINEしたところ、同じ名前の送り先を間違え、別人U子さんに送ってしまったことから、今度はU子さんが応援している男子バレーボールネーションズリーグの応援に乗り移り、(挙げ句の果てU-NEXTのお試し期間を契約)バレーボールは3位決定戦でメダル🥇獲得(^^)まで応援。(その後、このメンバーでアジアカップも制覇)。そのままU-NEXTで私は映画、オットはゴルフ中経を見放題の夏になりました。

以上、スポーツ中継の写真はテレビ画面🤳
ここから先は、映画の記録(邦画編)
① 怪物 (ジャンル:ドラマ、サスペンス)
2023年 監督:是枝裕和、 脚本:坂本裕二、 音楽:坂本龍一
ケンカをした子どもたちの食い違う主張をきっかけに社会やメディアを巻き込む騒動が起こる。
②誰も知らない
2004年 監督・脚本: 是枝裕和、音楽:ゴンチチ
主演の柳楽優弥が史上最年少の14歳で、2004年度カンヌ国際映画祭、主演男優賞に輝いた話題作。
母親が父親の違う子ども4人を置き去りにするという衝撃的な事件を元に映像となったもの。
※感想
明(アキラ)役の柳楽優弥くんが当時は呼び方が無かった「ヤングケアラー」として孤軍奮闘する姿が切なくて胸が痛み見続けるのが辛かった。
③カラスの親指
2012年 監督・脚本:伊藤匡史、原作:道尾秀介
直木賞作家・道尾秀介の代表作を阿部寛主演で映画化。
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年2人組。ある日彼らの生活に1人の少女が舞い込む。
やがて同居人は増え5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を賭けて彼らが企てた大計画とは…。
※感想
今春から見ている「あまちゃん」再放送。主演の能年玲奈が、「舞い込んでくる少女」を演じています。あまちゃんの天野アキとは全く違った演技(そもそも笑わない)。姉役の石原さとみ、も途中まで似てるけど違う女優だと思うほど。阿部寛の演技は言うまでもなく主演の風格ですが、村上ショージが、映画で役者をこなせる姿には驚きました。適任だったから⁇
④君の膵臓をたべたい
2017年 監督:月川翔、 脚本:吉田智子 、原作:住野よる
タイトルとストーリーのギャップで話題を集めた住野よるの同名ベストセラーを実写映画化した青春ドラマ。誰も想像出来ない結末と、タイトルに隠された意味を知った時の感動はひとしお。
高校時代のクラスメート・桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった「僕」と、結婚を控えた桜良の親友・恭子。膵臓の病を患っていた桜良の死から12年。彼女と過ごした日々を思い出していた2人は、あることをきっかけに桜良が伝えたかった本当の想いを知る。
*感想
勤務先で蔵書点検中のDVD📀コーナーで目に止まったもの。キャストを見ると、今、朝ドラ「らんまん」で人気上昇中の浜辺美波がヒロインの山内桜良を演じていたから、という興味本位の視聴。
浜辺美波…私にとっては、テレビのEテレ:英語教育ミニ番組「ボキャブライダー」で脇に座っている女の子、でしかなかったもので…。 結論を言えば、朝ドラの主人公を支える明治時代の妻役は、彼女のハマり役だと思いました。(黒木華のような和風顔でもないのにカツラも着物姿もとても良く似合う)
⑤硫黄島からの手紙
2006年 (ドラマ/戦争) 制作国:アメリカ
監督:クリント・イーストウッド、プロデューサー:ポール・ハギス
脚本:アイリス・ヤマシタ、音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーブンス
第二次世界大戦の最も悲劇的な戦いと言われる『硫黄島の戦い』を日本側の視点から描いた戦争映画。
硫黄島でアメリカ軍を悩ませた伝説の陸軍中将である栗林忠道と彼の部下による死闘が描かれる。
⑥母と暮らせば
2015年 (ドラマ/ファンタジー/戦争)
監督:山田洋次、脚本:山田洋次、平松恵美子、 音楽:坂本龍一
「父と暮らせば」などの戯曲で有名な井上ひさしの遺志を山田洋次監督が受け継ぎ、原爆で亡くなった家族が亡霊となって舞い戻る姿を描く人間ドラマ。
※感想
U-NEXT が、8月の特集として、戦争映画を勧めていたのでその中から終戦記念日前後に立て続けに2本見た。どちらにも二宮和也が出演していましたが、硫黄島…の方は史実を元に制作されたもので、主演は渡辺謙。母と…の方は長崎の原爆は史実でもベースがファンタジーで主演は吉永小百合。
二宮くんの演技も、硫黄島の方がかなり良かった印象。今見ている、TBSの日曜夜のドラマVIVANでは役所広司の息子役で、堺雅人と兄弟という設定ですが、見劣りしてしまうのは私だけかしら?
⑦お終活 熟春!人生100年時代に過ごし方
2021年 (ドラマ/コメディ)
監督・脚本:香月秀之、 音楽:MOKU
人生を整理し、新たな気持ちで残された人生に臨む終活をモチーフにしたヒューマンドラマ。
葬儀社の新入社員が離婚危機にある熟年夫婦との交流を通じて、自身も絶縁していた父親との関係を見つめなおす。
※感想
主演の高畑淳子。今春より1年間テレビBS4Kで再放送中の「篤姫」で姑役の本寿院を笑って見ているが、この人はそうした役が本当に上手い。かなり前だけど、「白い巨塔」で大学病院の教授の妻役がとても上手だとママ友のランチ会で話題になって、口調を見事に真似る友人に爆笑したことがあった。
終活のためには、夫側にも見てもらいたい作品。
⑧コーヒーが冷めないうちに
2018年 (ドラマ/ファンタジー)
本屋大賞2017年にノミネートされた川口俊和の小説を映画化したもの。過去に戻れる席がある喫茶店を舞台に、来店する人々が体験する出来事が描かれる。
*感想
主演の有村架純が良かった(「あまちゃん」でブレイクした⁈)。が、よくよく見ると(U−NEXTは再生可能)話の整合性に問題ありだと分かって、なんだかしらけてしまった。原作をもらったので、今後暇な時に確認してみたいと思う。
⑨湯を沸かすほどの熱い愛
2016年 監督・脚本:中野量太、音楽:渡邊崇
持ち前の明るさと強さで娘を育てている双葉が突然の余命宣告を受けてしまう。双葉は残酷な現実を受け入れ、1年前に突然家出した夫を連れ帰り、休業中の銭湯を再開させることや、気が優しすぎる娘を独り立ちさせることなど「4つの絶対やっておくべきこと」を実行していく。
*感想
主演の宮沢りえが、病魔と闘いながらも力強く生き抜く姿に拍手。最期のところは本当に体重減らして撮影したものと想像。「君の膵臓をたべたい」もそうですが、膵臓がん、って見つかった時は手遅れだといわれることを、身近な例で知りました。セカンドオピニオンや緩和ケアに誘導しようとする夫(オダギリジョー)に双葉はキリッと言い放ちます。「少しの延命のために自分の生きる意味を見失うのは絶対イヤ。私にはどうしてもやらなきゃならないことが、まだある。」最後まで生き抜いた双葉に拍手を送りたい。
⑩コンフィデンスマンJP 英雄編
2021年 監督: 田中亮、脚本:古沢良太、音楽:fox capture plan
長澤まさみ、東出昌大、小日向文世ら共演のドラマシリーズ「コンフィデンスマンJP」の劇場版第3弾。マルタ島に乗り込んだ詐欺師のダー子たちが元マフィアが所有する古代ギリシャ彫刻を狙う。
※感想
映画の冒頭に、いつも偉人の言葉が採用されている。
「英雄のいない国が不幸なのではない。英雄を必要とする国が不幸なのだ」
ベルトルト・ブレヒト(20世紀 ドイツの詩人)
本編のストーリーには直接関係なかったけれど、この言葉、深いと思います。
いつもながらの展開でしたが、なにしろダー子役の長澤まさみが、本当に楽しそうに演じているのが良かった!。この映画、エンタメの基本的な部分を見事に押さえています。気分転換にもってこいの映画。生瀬勝久さーん(笑)
と、まあ気づいたら邦画だけで10本も!
明日は、8/31に観に行った「猫と、とうさん」をダシに洋画編で行きます。
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