2023/9/5

8月最終日、勤務日ではないのに「職場の避難訓練」が夕方からあるために出掛けなければならず、それなら、と映画館経由にした。映画のタイトル「猫と、とうさん」原題はCAT DADDIES. 内容はドキュメンタリー。チラシには「猫たちと、幸せを見つけ、優しく生きている人たちがここにいます。」とあった。
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監督:マイ・ホン、2022年、制作国:アメリカ
ストーリー(チラシより)
俳優として飛躍していたネイサン、ベイエリアでエンジニアとして働くジェフ、ニューヨークの路上で生活するデヴィッド、消防士のジョーダン…。様々な背景を持つ彼らの共通点は、家や職場で、ともに生活する猫たちをこの上なく愛していること。前例のない試練となった2020年を共に過ごした猫と彼らの絆を、爽やかかつタイムリーに描く。 
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※感想
誰にとっても未曾有の試練となった2020年を、愛猫とともに乗り越える9人の男たちを描いた作品。
猫を大切にしながら今を生きること=前向きに生きること、としみじみ感じ、映像の中の猫たち(保護猫出身が大多数)が、実に「良い子」たちで感心しました。共に生きている、というより人間を救っている、という言葉に近い。 
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5年ぶりぐらいの恵比寿ガーデンプレイス。ガーデンシネマ🎥は、平日でもあったけどあまりに空いててお気の毒でした。 

以下、U-NEXTで見た映画の記録。


①羊たちの沈黙
1991年 制作国:アメリカ (サスペンス・ホラー・ミステリー・サイコスリラー)
監督:ジョナサン・デミ、音楽:ハワード・ショア、脚本:テッド・タリー、プロデューサー:ゲイリー・ゲッツマン

トマス・ハリスの同名ベストセラーを完全映画化したサイコスリラー。アカデミー賞の 作品・監督・主演女優・主演男優賞といった主要部門を独占し、話題をさらった作品。

②ショーシャンクの空に
1994年 制作国:アメリカ
監督・脚本:フランク・ダラポン、音楽:トーマス・ニューマン、プロデューサー:デヴィッド・レスター、リズ・グロッツアー

妻とその愛人を射殺したかどでショーシャンク刑務所送りとなった銀行家アンディ。初めは戸惑っていたが、やがて彼は自ら持つ不思議な魅力で荒んだ刑務者たちの心を掴んでいく。そして20年の歳月が流れた時、彼は冤罪を晴らす重要な証拠をつかむのだが…。


③ 最強のふたり
2011年 制作国:フランス (ドラマ/コメディ)
監督・脚本:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ 

車椅子生活している大富豪と、介護者として雇われた黒人青年が垣根を越えて友情を結ぶ。
実話を元にしたヒューマン・コメディ。
日本でも大ヒットの感動ドラマ。頸椎損傷の大富豪を「フレンチ・キス」のフランソワ・クリュセが、介護する貧しい青年を「サンバ」のオマール・シーが好演。

不運な事故で頸椎を損傷し、日常生活のほとんどを介護に頼る大富豪のフィリップ。周囲の同情的な態度にウンザリしていたある日、新たな介護人募集の面接で青年・ドリスと出会う。ドリスの投げやりで不真面目な態度に、フィリップは興味を抱き…。

*感想
家で見た映画は3話とも、当時話題作となり、観に行った人から「良かった」と聞いていながら今まできちんと見る機会を逃していたもの。ストーリーは知っていても、実際にちゃんと向き合って見ると、どれも傑作だと実感した。
羊たちの…を観た後、ラム肉が食べられなくなりそう(これは実話ではないのに)
ショーシャンクを見ると、「冤罪」問題について考えさせられる。
最強の…には、U-NEXTから、ドキュメンタリー版への誘導があった。本当にあった話だと実感するとともに、現実って「小説よりも奇なりだな」と改めて思う。